6年生卒業記念講演 琵琶湖博物館館長『化石が私に教えてくれたもの』

令和5年2月7日、6年生卒業記念講演として滋賀県立琵琶湖博物館 館長 高橋啓一先生をお招きしました。

(当日は残念ながら、6年B組は学級閉鎖中でしたので、後日録画したものを観ていただきますね。)

講演は、先生の生い立ちから始まり、象の化石発掘調査のお話、そして、これから小松小学校を巣立つ6年生へ向けたメッセージもいただきました。

その中でも、
「ゆっくり自分の好きなものを見つけて、とことんやってみること!! 人と違うことならなおさら良い! 意見が人と違っていても大丈夫。自分の意見を持つことが大切ですよ。」
と話される先生のお言葉がとても印象的でした。

そして、
「今ははっきりした将来の目標がなくても大丈夫!! 将来のことを考えて生きている動物は人間だけ。生きているだけですばらしいんだよ。」
という卒業という門出をもうすぐ迎える6年生への応援メッセージは、古脊椎動物を専門とされている高橋先生だからこそ感じられて、子ども達に伝えられることなのかなと思いました。

高橋先生は象の化石の研究を専門にされており、子ども達は実際にご持参いただいた象の歯の化石を触らせていただきました!!

今回の講演後、高橋先生からのご厚意で、琵琶湖博物館のブックレット15冊を図書室に置かせていただくこととなりました。

このブックレットは、琵琶湖に関連する研究をまとめられたもので、長年 ”湖の生き物と人々の暮らし”をテーマに調査研究されている琵琶湖博物館ならではの、とても興味深く、そして琵琶湖のそばで暮らす子ども達に知っておいてほしいお話ばかりです。
6年生のみなさんはぜひ卒業までに、他学年のみなさんも図書室でぜひ手に取ってみてくださいね!

そして、この講演が、小松小学校をこの春卒業する6年生のみなさんの心に響き、力づけるものでありますように。
今年度PTA企画部のイベントもこの講演で最後となりました。皆さまのご協力に大変感謝しております。ありがとうございました!